歩いて暮らせる街づくり
桑名ワンデイウォーク
〜歩桑名(あるくわな) 西の丘から東の川まで〜
を開催しました
日時:2002年11月10日(日)9:00〜15:00   桑名市総合運動公園〜寺町桑名別院本統寺


 桑名を「歩いて暮らせる街」にするためのきっかけづくりとして、桑名ワンデイウォークを開催しました。当日は子供連れから高齢の方まで大勢の方々にご参加いただき、秋晴れの中を楽しく歩くことができ、桑名の新しい魅力を発見できたと好評でした。来年も開催を予定しています。今回、参加できなかった方も来年はぜひ、ご参加くださるようお願いいたします。

当日の様子

●開会式・宇佐美先生の青空ウォーキングセミナー 9:00〜
 開会式では、実行委員長、桑名市収入役のあいさつの後、今回のワンデイウォークの集合場所とした桑名市総合運動公園の説明をしていただきました。本公園は来年オープンする予定ですが、大山田地区にお住まいの方でもこのような公園が作られることは知らなかったという声が聞かれました。
 その後、元オリンピックマラソン代表であり、東海大学教授である宇佐美彰朗先生に、正しい歩き方のご指導をいただきました。参加者からは、足運び、歩きやすさがよくわかり、気分よく歩けた。とてもためになったという感想が聞かれました。



会場となった桑名市総合運動公園多目的広場予定地


実行委員長のあいさつ


宇佐美先生の青空ウォーキングセミナー


参加者も体を動かしながら


●ウォーキング(基本コース8km) 10:00〜12:30
 スタートは多目的運動広場予定地から、陽だまりの丘コースと大山田団地コースの2手に分かれて出発しました。隣の人とじゃんけんすることでコースを決定。大山田第三公園付近で合流するまでしばしの別れです。スタッフがところどころについていますが、それぞれがウォーキングマップを見ながら自分のペースで歩きました。
 住宅地内の遊歩道、真っ赤に桜葉が色づいたデザイン公園、マイカル桑名から上っていく坂道、竹林の中の道、照源寺の石垣、八間通など、変化にとんだ桑名のまちを歩きました。参加者からは、今まで何気なく、見ていたまちをゆっくり歩いているといろいろな発見ができて面白かった。みんなと歩けば、意外な距離も歩けるもんだという感想が聞かれました。
 当日のウォーキングマップをPDFファイルで提供します。こちらをごらんください。
 

住宅地内の遊歩道


デザイン公園


こんなところが桑名にあったの
と参加者に好評だった竹林の中の道



照源寺付近


11月にオープンしたチャレンジショップ


八間通


ゴールの本統寺


完歩証に印鑑をおす


 今回のウォーキングの特徴は、コースの途中やゴールでいろいろな活動をされている方との連携を図りながら、参加者をもてなしていこうというところにあります。案内のちらしには、そこまで記載することができず、参加者には驚きのもてなしだったようです。

藤が丘デザイン公園

 この公園で活動されている市民ガーデンティスのご協力により、水のサービスをしていただきました。水は後藤酒造、コップはケナフを育てよう会、テントは桑名防災支援ネットのご協力をえ、ケナフを紹介する展示も行っていただきました。


水のサービス


ケナフの紹介


はあぶ工房 http://www.mie.1st.ne.jp/~sakai/

 はあぶ工房Togetherは、ハーブ栽培を通じてハンディがある人たちと健常者が共に楽しみ、生きる喜びを分かちながら、社会参加と自立への道を目指しているNPOです。ここでは、ハーブティとケーキのサービスをしていただきました。


はあぶ工房のみなさん


5kmをすぎてあと一息

ゴール(寺町桑名別院本統寺)

 寺町通り商店街振興組合のご協力により、しじみ汁の無料サービスとともに、うどんの販売も行っていただきました。
 また、地産地消グループの活動を紹介する展示も行っていただきました。


しじみ汁の無料サービス


しじみ汁を味わう参加者




●宇佐美先生によるウォーキングカウンセリング(希望者のみ)  12:00〜13:00
 完歩を終えた参加者がいろいろな疑問を直接宇佐美先生に聞くことができるカウンセリングを開催しました。朝のセミナーで教わったポイントなどについて熱心に相談する参加者がみられました。

 カウンセリング


●歴史の案内人による街なか案内ツアー(希望者のみ) 13:30〜15:00
 オプションとして、住吉入り江から七里の渡し、旧東海道、石取会館、佛眼院をまわる案内ツアー(約2km)を開催しました。歴史の案内人による説明を聞きながら、午前中とはまた違ったウォーキングを楽しめたようです。

歴史の案内人の方の説明


講師の宇佐美先生も参加して


脇本陣「駿河屋」跡

船津屋の塀の一部にある歌行燈句碑

桑名ワンデイウォークの舞台裏から

 今回のワンデイウォークは市民の方の参加による実行委員会を立ち上げ、その中でコース設定も含めて企画を煮詰めてきました。また、当日はサポートボランティアの方に受付やコース案内などのお手伝いをしていただきました。来年は、あなたも実行委員やサポートボランティアとして、桑名ワンデイウォークの運営に関わってみませんか。

実行委員会の様子


実行委員とサポートボランティアによる受付


主催 桑名ワンデイウォーク実行委員会(事務局:桑名市中心市街地整備課)
後援 都市基盤整備公団
協力 寺町通り商店街進行組合・東京ロードランナーズクラブ 

※この記事に関するお問い合わせは、中心市街地整備課(0594-24-1232)へ。